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失敗しないフローリング材の選び方


フローリング、我が家で生活する上で、常に私たちが触れる場所です。 その上、壁の次に面積の大きい床は、内装の雰囲気を決める上でも、とても大切な役割を果たします。 今回は、そのフローリング材の種類やそれぞれのメリット・デメリットなどをご紹介します。




フローリングとは

まずは、フローリングとは何か、からお話ししていきましょう。

フローリングとは、「木質系の材料で作られた床材」のこと。

床材には、フローリングの他にもカーペットやタイルカーペット、畳、水に強いクッションフロア、フロアタイルなど様々なものがあります。 その中の一つとして木で作られた床材がフローリングと呼ばれるのです。



無垢材のフローリングと集成材のフローリング

その木で作られたフローリング材にも種類があります。 天然木の無垢材で作られたフローリング材と集成材で作られたフローリング材、二つに分けられます。 これはJIS規格で分類されていて、無垢材を使用したフローリングを「単層フローリング」

集成材を使用したフローリングを「複合(複層)フローリング」と定義されています。 それでは、それぞれのフローリングについて詳しく見ていきましょう。




無垢材のフローリング

無垢材のフローリングとは、一本の原木から切り出して製材した床材のことです。

木本来の質感やぬくもり、香りを感じられることが大きな特徴です。

木の香りは癒しにもなります。 例えば構造材でよく使われるスギの香り スギの香りの成分には血圧を低下させ、心拍数を少なくする効果があると言われています。体の緊張をほぐしてくれるため、心身共にリラックスして健やかに過ごすことができます。

また安眠状態の時に脳内に現れるアルファ波が増加すると言われぐっすり眠ることができるだけでなくリラックスできるので免疫力もアップすると言われています。 スギ以外の木もそれぞれの木の香りがあります。 好きな香りの木を床材に選ぶというのもおすすめです。

その他、時間の経過とともに色を変え、見た目にも深みが増していくのも楽しみなところです。 年月が経つにつれ木肌の色合いに深みや味が増していくのは、劣化ではなく家の価値が増すと考えるとワクワクしますよね。住む人が家を育てることができるのも自然素材ならではです。

その他、熱伝導率が低く熱が伝わりにくいので一年中快適に過ごすことができます。 もちろん木の種類によってはその質感は大きく違ってきますが、例えばコンクリートと比べると熱伝導率は10分の1程度ですので熱は伝わりにくく快適に過ごすことができる素材というのはお分かりいただけるのではないでしょうか。 また無垢材には調湿性能があるので、夏はサラッと、冬は暖かく室内を快適にしてくれます。高温多湿な日本の気候にはやはり適した素材です。




集成材のフローリング

先程、集成材を使用したフローリングを「複合フローリング」と分類されているとお話ししました。 この「複合フローリング」は薄い板を接着剤などではり合わせ、12ミリから15ミリほどの板に加工し、表面には天然木を薄く削った化粧板や木目を印刷した合成樹脂のシートを張り合わせたもののことを言います。 無垢材のフローリングとの大きな違いは、「工業製品」だということです。 様々な板を張り合わせているので湿気や湿度の変化で出やすい反りや伸び縮みなどが少なく、施工もしやすいのが特徴です。 また無垢材のフローリングに比べるとリーズナブルで、種類も豊富なので予算やデザインなど幅広い希望が叶えられます。 表面に加工がなされているものであれば傷つきにくく、メンテナンスがしやすいのも特徴です。

複合フローリングには、突板フローリングや、挽き板フローリング、シートフローリングなどがあります。




やはりそれぞれデメリットもあります

無垢材のフローリングと集成材のフローリングの特徴を簡単にご紹介していきました。 どちらもメリットは沢山あります。しかしながらそれぞれのデメリットも存在するのは事実です。

では、それぞれのデメリットを見ていきましょう。


無垢材のフローリング材のデメリット

コストで考えると、選ぶ木の種類によって実は複合フローロングの方が高くなることもあるので素材の面では一概に高コストになるとはいえないのですが、施工に手間がかかる分、施工のコストは高くなります。

無垢材なので、選ぶ木の種類によっては傷がつきやすいのはデメリットです。 また紫外線によって日焼けをします。 これも「味」と考えられる方にとってはデメリットではないですが、そうではない方には懸念材料になるところでしょう。


集成材の複合フローリングのデメリット


木でできているにも関わらず、触れた時、木そのものの質感や温もりなどを感じにくくなります。 それは表面に加工があるからというのも理由の一つになります。 浅い傷には強いのですが、深く傷をつけてしまうと中の合板が見えてしまうというのもデメリットですね。 また接着剤などで張り合わせている集成材のフローリングですので、健康面では不安が残るというのも事実です。 木材でありながら、工業製品ですので、初期費用は低コストですが、経年劣化は否めません。




無垢材と集成材、それぞれのフローリングの種類


無垢材のフローリングの種類

一般的に床材を選ぶ時の判断基準は、“硬いか・柔らかいか”と“水を吸うか・はじくか”などがあります。


無垢材のフローリングですと硬い木の種類は「広葉樹」

代表的なものではウォールナットやチーク、クリなどです。

硬い木材は家具の擦れや、モノを落とした時に凹みや傷になりにくいので多目的な用途に使いやすいのが特徴です。 肌触りは樹種によって変わりますが、硬い木材はひんやりとした触り心地です。


柔らかい木の種類は「針葉樹」

代表的なものは、スギやヒノキ、パインなどです。 広葉樹とは逆に空気を多く含んでいて、とても暖かい触り心地なので、素足で過ごしたい方にはとても気持ちいい素材です。 ただとても柔らかいので、椅子を引きずったりすると傷がついたり凹みやすいのが特徴 先述しましたが、「これも味」と思える方なら問題はないですが、それが気になる方は「広葉樹」を選ばれるといいかもしれません。



またお部屋や場所によってそれぞれにあったフローリング材を選ぶのもいいですね。 例えば、キッチンや洗面所などは油を多く含んだ木を選ぶと水を弾いてくれるのでカビや腐食を防ぐことができます。 寝室なら、寒さが気になる方ですと空気を多く含むパイン材などがおすすめです。 玄関だと荷物を置いたり飛び石などの可能性もあるので、傷がつきにくい硬い素材が向いています。 お部屋によって雰囲気が変わるのも素敵ですよね。 コスト面では、硬い木の方が高めです。

先程、スギやヒノキが柔らかいとお話ししましたが、構造材に使って大丈夫?と思われた方もいるかもしれません。床材の硬いは表面硬度のお話で、構造材は曲げや圧縮、せん断に対する強さや曲げ係数などを指しているので、混同なさらないように。



集成材の複合フローリング材の種類

複合フローリングには、

突き板フローリング、挽き板フローリング、シートフローリングなどがあります。

「突き板フローリング」と「挽き板フローリング」はよく似ているのですが、どちらも集成材や合板を使用していて、表面に天然木を薄くスライスしたものを貼り付けています。 突き板フローリングの方が、とても薄くスライスしたものを貼り付けていて、挽き板フローリングの方は、突き板フローリングの表面化粧板よりも少し分厚い化粧板を貼り付けています。 ですので、挽き板フローリングの方がより木の風合いを感じられますし、傷がついた場合も浅いものであれば合板が見えづらいです。

コスト面でみると「突き板」よりも「挽き板」の方が高価になります。

「突き板」の方がほぼ集成材でできていることもあり、より反りや収縮などが起きにくく、均一なものを安価で大量生産ができます。



もう一つの「シートフローリング」 こちらは集成材の上に、木のプリントをしたシートを貼り付けています。 天然木の風合いは感じられませんが、強化シートを使用しているので品質は一定、その上長期間綺麗な状態を保つことができます。 劣化もしにくいのもメリットです。


ただし引っ掻き傷には弱いので注意が必要です。 このシートフローリングにも、メンテナンス性に優れているものなど様々な種類があります。



さいごに・・・

フローリング材について詳しく見ていきましたが、いかがでしょうか。 それぞれに良いところも、弱いところもあり、迷ってしまいますよね。 初めにもお話ししましたがフローリングは、家の中で一番触れる部分です。 木の種類だけでも本当に沢山の選択肢があるので、様々なフローリング材を見て、触れて、ご自分やご家族と一番フィーリングのあったものを選ぶのをおすすめいたします。 アトリエプラスでは、無垢材のフローリングをおすすめしています。 フローリング材一つとっても、いろんなバリエーションがありますが、アトリエプラスでは実際にご覧いただきながら選ぶことができるようになっています。 ショールームでは大空間の部分がナラ、個室がアメリカンブラックチェリー、授乳室がパインというように、場所によって使っている材質も変えていますので、ぜひ、見た目や質感、空間の雰囲気の違いも見比べてみてください。 今、迷っているという方、どうぞお気軽にご相談ください。 いつでもお待ちしております。

家を建てるところから、その先もずっと安心して過ごしていただけるお手伝いを・・・

それが私たちアトリエプラスの想いです。

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