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Nikon F3 のオーバーホール

 

設計の我山です。

 

2年前に、Nikon F3 というフィルムカメラををオーバーホールに出した時の事を

ふと思い出したので、今日は長々とその時の出来事を書きたいと思います。

 

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このF3と言うカメラは1980年から2000年まで20年間にも渡って造られてた、

とんでもないロングセラー機でした。

NASAからの厳しい要求にもクリアして、宇宙へ行ったNikonとしても有名です。

 

そんな数々の伝説に憧れて、私が名機F3を手にしたのは

製造中止となる2000年の事だったと思います。

でも私が買ったF3はお店の展示品で、シリアルナンバーから追ってみると

1981年11月に製造されたという事が判明しました!

なんと製造されて19年間ものあいだ誰の手に渡る事もなく、

私の所へやって来たという訳です。

それから15年が経ったけど、未だに壊れる事なく今でも使っています。(飾ってる?)

 

そのF3もNikonとしてのサポートがもうすぐ終わると言う事で、

最後に一度オーバーホールに出しておこう!って思ったのでした。

中古のF3が買えるぐらいの見積りだったけど、私にとってこのF3は

一番愛着のあるカメラで、いろんな想い出が詰まっるので惜しくもありませんでした。

背面には自分の名前も入ってるし!

 

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ところがオーバーホールに出した日の夜になんとなくネットで調べていたら、

初期型のグリップにはジウジアーロがこだわった、

ベンツのステアリングに使われてたレザーが張られてるとか。

まさに私のF3は初期型。

しかもオーバーホールに出してしまうとそこのグリップが

後期型のゴム製に替えられてしまうらしい。

 

車好きの人は知ってるかもしれないけどジウジアーロとは工業デザイナーで、

デロリアンや、VWゴルフ、FIATパンダなど、数々の名車をデザインしたイタリア人。

F3はこのジウジアーロがデザインしたカメラなのですが、

そんなデザイナーのこだわりも悲しく、わずか2年で使い勝手重視の

ゴム製グリップに変えられてしまったらしいです。

しかもみんながオーバーホールに出すたびにどんどんゴムへ替えられていくので、

今ではレザーが張られたF3が殆ど残ってないとか。

 

まぁ、プロ用に造られてたカメラだからNikonの判断は当然だと思います。

でも自分も設計という仕事をやってる事もあってか、

デザイナーの細かなこだわりを守りたいという気持ちが強く湧いてきました。

きっとジウジアーロも喜んでくれるだろう。

 

そんな事を知ったので慌ててオーバーホールを止めて、そのまま返してもらいました。

なんとかグリップをゴムに替えられてしまう前に救出する事ができました。

 

このF3とは、いろんな旅を共にしてきました。

今までも十分に愛着があったけど、この事でまたさらに愛着が増した気がします。

この世に誕生して30年以上も経ってるカメラなのに、ワンオーナーであるところも嬉しい。

オーバーホールの直前にレザーの事を知ったのにも運命を感じます。

 

これから先、どんな高性能なカメラを買ったとしても、

私の中ではこのカメラが1番の存在だと思います。

 

~木・百年の想い~
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